審美治療

詰め物と被せ物について

むし歯などで歯を治療するときに使用する補綴物には、詰め物(インレー)と被せ物(クラウン)の2種類があります。
詰め物は、むし歯が比較的軽く、削る部分が少しで済んだ場合に使用します。被せ物は、歯を削る部分が大きく、全体を覆う必要がある場合に使用します。

※各種料金はこちら

詰め物の主な種類

コンポジットレジン(保険)

樹脂製の白い素材でできた詰め物です。保険適用のため安価ですが、年数が経つと変色が見られます。

CAD/CAM冠(保険)

ハイブリッドレジン(プラスチックとセラミックを混ぜた素材)の詰め物です。自然できれいな仕上がりですが、セラミック素材よりは強度の面で劣ります。

ジルコニア(自費)

人工ダイヤモンドとも呼ばれ、金属やセラミックよりも丈夫な素材です。天然歯に近い白さと透明感があります。強い素材のため奥歯でも耐えられますが、咬み合う歯を傷つける可能性もあります。
【治療期間・回数】半月から2カ月程度、2~4回の通院
【メリット】
・強度が高く、強い力が掛かる奥歯でも使用できる
・過酷な口内環境にも耐える耐久性の高さ
【デメリット】
・審美性はオールセラミックに劣る
・歯を削る必要がある

セラミック(自費)

陶材を使用し、天然歯の自然な白さが再現できる審美性に優れた素材です。むし歯になりにくく、安全性が高いメリットもありますが、ジルコニアよりも耐久性に劣り、歯ぎしりなど強い力が加わると欠けることがあります。
【治療期間・回数】平均3~5回、その後3~4回程度土台の型取りや被せ物の型取りで通院
【メリット】
・天然歯に限りなく近い審美性を再現できる
・金属アレルギーのリスクがない
【デメリット】
・割れることがある
・保険がきかない自費診療である

ラミネートべニア(自費)

歯の表面を薄く削って、セラミック製の歯を貼りつける治療法です。短い期間で歯をきれいに整えることができますが、強く噛むと割れることがあるため注意が必要です。
【治療期間・回数】2週間程度、2回の通院
【メリット】
・歯を削る量が少ない
・美しい歯並びがすぐ手に入る
【デメリット】
・噛み合わせは改善できない
・コストが高い

被せ物の主な種類

CAD/CAM冠(保険)

ハイブリッドレジン(プラスチックとセラミックを混ぜた素材)の詰め物です。自然できれいな仕上がりですが、セラミック素材よりは強度の面で劣ります。

ジルコニア(自費)

人工ダイヤモンドとも呼ばれ、金属やセラミックよりも丈夫な素材です。天然歯に近い白さと透明感があります。強い素材のため奥歯でも耐えられますが、咬み合う歯を傷つける可能性もあります。
※通院期間・回数、メリット・デメリットは詰め物の主な種類「ジルコニア」を参照

セラミック(自費)

陶材を使用し、天然歯の自然な白さが再現できる審美性に優れた素材です。むし歯になりにくく、安全性が高いメリットもありますが、ジルコニアよりも耐久性に劣り、歯ぎしりなど強い力が加わると欠けることがあります。
※通院期間・回数、メリット・デメリットは詰め物の主な種類「ジルコニア」を参照

エンプレス2(自費)

【治療期間・回数】1~2カ月程度
【メリット】
・前歯のかぶせ物に適している
・美しい歯並びがすぐ手に入る
【デメリット】
・普通のかぶせ物より歯を多く削る可能性がある

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネがない部分入れ歯です。当院では「バルプラスト」を使用しています。
入れ歯をしているようには見えず、素材がやわらかくて薄く、フィット感があることが特徴です。金属を使わないため金属アレルギーの方も安心です。
治療期間・回数:1ヵ月、治療回数は3~5回

※料金はこちら

メリット

・クラスプという金属のバネがないので、人から見える位置に入れ歯を装着しても目立ちにくい
・保険適用の入れ歯と違い、柔軟性があるので装着感が向上する

デメリット

・強度はそこまで高くないため、噛み合わせによっては壊れやすい
・樹脂性のため柔らかさがあり、経年的に入れ歯の維持する力が緩くなる

ホワイトニング

ホワイトニングの種類

歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、色素を分解して歯を白くしていきます。
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で行うホームホワイトニングがあります。
当院では、ホームホワイトニングをメインに行っています。
また、ウォーキングブリーチという治療も行っています。神経を抜いた歯は通常のホワイトニングでは白くならないため、歯の内部に薬剤を入れて歯を漂白する治療方法です。

※各種料金はこちら

オフィスホワイトニング(自費)

【治療期間・回数】
1~2週間、3~4回
【メリット】
・高濃度のホワイトニング剤と特殊な光線を使用するため、1回の施術でホワイトニング効果が得られることが歯科医師や歯科衛生士が施術してくれるため、ムラになる心配がほとんどない
【デメリット】
・自由診療(全額自己負担)のため、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングと比べて費用が高くなることが多い
・使用するホワイトニング剤の濃度が高いため、人によってはしみるといった症状が出ることがある

ホームホワイトニング(自費)

【治療期間・回数】
毎日2週間継続
【メリット】
・低濃度の薬剤で安全性が高い
・長期的なコストを抑えられる
【デメリット】
・白くなるまで2週間以上かかる

ウォーキングブリーチ(自費)

歯の神経を失った歯に対して行うホワイトニングのことです。神経を抜いて変色してしまった歯には普通のホワイトニングでは効果がでないため、歯の内部に漂白剤を注入することで歯の内側から白くしていく方法のことです。 治療期間は約1週間に1回の割合で薬剤の詰め替えが必要であり、これを4〜6回施術するため、1ヶ月程度かかります。
【治療期間・回数】
1~2カ月程度
【メリット】
・歯を削らずに漂白できる
・安価で治療可能
【デメリット】
・根管の治療が再度必要なケースもある
・場合によっては痛みが出るケースもある

ビフォー・アフター

審美治療Q&A

一番の違いは、治療に使用できる材料です。保険適用外になると費用はかかりますが、天然歯のような白くて美しい素材を選ぶことができ、耐久性も高いメリットがあります。

セラミックなどの自費治療では、保証期間を3年にしています。

ホームホワイトニングでは、専用のマウスピースに薬剤を入れて毎日1時間程度装着することで、じっくり歯を白くしていきます。個人差はありますが、決められた時間を守って継続すれば、変化が見られる方がほとんどです。

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