お子さまを対象に口腔内の治療や予防を行います。基本的には0歳から中学生くらいまで対象としています。子どもは乳歯から永久歯に生え変わり、口腔環境が大きく変化していく時期です。むし歯のケアだけでなく歯並びや顎の状態も観察しながら、健全な成長をサポートしていきます。
乳歯はとても柔らかいためむし歯の進行が早く、そのままにしておくと永久歯にも悪影響を及ぼします。20歳までむし歯をつくらないようにすると、年を取っても丈夫な歯を維持しやすくなります。小さい頃に歯の神経を抜くような重度の治療は避けられるよう、しっかりケアしていきましょう。
むし歯が痛くなってから治療を受けると、子どもは怖い思いをして歯医者嫌いになってしまいます。何も症状がないうちからフッ素塗布などで通院に慣れておくと、むし歯を予防でき、将来的にも歯の健康を守ることができます。当院では歯磨き指導や予防処置なども行い、お子さまがむし歯で苦しまなくてよいようにサポートしていきます。お子さまの歯を守るために、半年に1回の受診をおすすめしています。
フッ素にはむし歯菌の働きを抑える効果があります。定期的にフッ素を歯の表面に塗布することで歯質を強化し、むし歯になりにくい歯にしていきます。
シーラントとは歯の溝を埋めて、むし歯を予防する処置です。歯には細かい溝があり、特に奥歯は歯ブラシで完全に汚れを落とすのが困難です。この処置によって8割以上のむし歯を防ぐことができます。
小児矯正は、上下の歯が生えそろった7~8歳頃に行うことが多いですが、一人ひとりの症状によって最適なタイミングは違います。大人の矯正と違って、発育する力を利用して顎を広げたり、口周りの癖や習慣を改善したり、歯を正しい位置に誘導したり、この時期にしかできない治療があります。
歯並びをきれいにするだけでなく機能性も重視し、咬み合わせの改善を目指します。歯並びがよくなると歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病予防にもつながります。永久歯の生えそろっていないお子さまに対しては、将来の歯並びをある程度予想し、歯がきれいに生えそろうよう口腔育成もしています。3~5才の乳歯列のお子さまの反対咬合(受け口)の治療もしております。矯正治療に幅広く対応しておりますが、難しいケースは専門医をご紹介いたします。治療期間は1~3年程度となります。治療回数は10~12回程度になります。(個人差があります)
※料金はこちら
メリット
・将来的に抜歯の可能性を減らせる ・顎の成長をサポートできる ・永久歯が正しい位置に生えるよう誘導できる
デメリット
・矯正装置が気になる ・再治療が必要になることがある ・本人の努力と親の支えが必要
小さい頃から通って慣れてもらうことが大事なので、奥の乳歯が生えてくる1歳半から2歳頃がおすすめです。ご心配な方は、赤ちゃんのうちから来ても大丈夫ですよ。
乳歯のむし歯を放置しておくと口の中に菌が繁殖し、永久歯もむし歯になりやすくなります。永久歯の歯並びにも悪影響を与えることが多いため、早めの治療が必要です。
一般的に小児矯正は6歳から12歳といわれますが、お子さまの症状によって最適な時期も治療内容も変わってきます。気になる方はお気軽にご相談ください。
金沢市にお住いの方で歯のことでお困りでしたらお気軽にご相談ください。