当院のインプラント治療について
インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯を入れる治療法の一つです。人工の歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込んで、その上から人工歯を被せます。
当院では、患者さまのご希望を伺い、検査を十分に行ったうえで診断し、安全で長持ちする治療を大事にしています。
インプラント素材にはさまざまなメーカーがあり、当院では米国でシェア率の高いImplant Innovations 社 「3i(スリーアイ)」を使用しています。
治療期間・回数:3カ月〜1年程度、1~2回程
インプラントのメリット・デメリット
メリット
・自分の歯と同じように、しっかり噛める
・隣の健康な歯を削ったり、負担をかけたりしなくていい
・見た目が自然で美しい
・メンテナンスを続ければ長持ちする
デメリット
・自費診療のため費用がかかる
・インプラントを埋入する手術が必要
・顎の骨が少ないとできない場合がある
・治療期間が数カ月かかる
治療の流れについて
診察・検査
患者さまのご希望を伺い、インプラント治療について丁寧に説明をします。
レントゲン、CT撮影、口腔内のチェックなど精密な事前検査を行い、治療計画を立てます。
治療開始(一次手術)
お口の中に問題がないことを確認したうえで、治療を始めます。
局部麻酔をして、インプラントを埋め込む場所の歯ぐきを切開し、顎の骨にインプラントを埋め込みます。手術後は、インプラントと骨が結合するまで2~3カ月ほど待ちます。
アバットメント装着(二次手術)
インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメント(人工歯を接続する器具)を連結し、上部構造の人工歯を入れる準備をします。
人工歯(上部構造)装着
1~2カ月ほど治癒期間を設け、型取りをして人工歯を装着します。
メンテナンス(定期検診)
インプラントを長持ちさせるため、定期的にメンテナンスに通院していただきます。
インプラントQ&A
患者さまの状況によって変わりますが、治療開始から3~5カ月ほどです。その後、定期的にメンテナンスを続けていただきます。
手術中は麻酔をするため、痛みはほとんどありません。術後に痛みや腫れを感じることもありますが、痛み止めの薬を処方しますので、日常生活に支障が出るほどのことはないでしょう。
インプラントを埋め込む骨の厚みが足りない方は、インプラント治療ができないケースがあります。年齢よりも個人差によるものなので、事前にCT検査などを行って診断いたします。